ゼミ合宿

 神宮ゼミでは9月上旬に合宿を2日間行いました。

 
 1日目は鎌倉へと赴き、4つのグループに分かれて観光スポットを調査しました。
 調査テーマとして「観光スポットのターゲット層」を各班で決定します。ターゲット層に焦点をあてて現地を調査し、観光地が人気である理由や魅力、改善すべき問題点などを考察しました。
 以下は各班が決定したターゲット層と、訪れた鎌倉の観光スポットについての調査報告です。

1班:
 私たちのグループでは外国人観光客をターゲットとして鶴岡八幡宮と長谷寺に行って調査をしました。調査の結果、両方のスポットとも食事や物販に力を入れることでさらに魅力が上がること、ゴミ箱を設置すると不満を解消できるということがわかりました。また、鶴岡八幡宮は WIFI と言語案内を整えた環境を作る必要があるとわかりました。

2班:
 私達のグループでは、若者をターゲットとして小町通り、鶴岡八幡宮、由比ガ浜海岸へ行き調査しました。調査の結果、小町通りと由比ガ浜海岸では、食べ歩きや遊び場があることから想定通り若年層が多く見られました。また、鶴岡八幡宮では多くの神社仏閣などの歴史的遺産や山などの自然環境が魅力であることから、高年層も多く見られることがわかりました。

3班:
 私たちのグループでは「 初めて鎌倉を訪れる外国人」をターゲットとして鎌倉観光の定番である鶴岡八幡宮と鎌倉大仏を訪れて調査をしました。その結果、外国人観光客が非常に多く、神社への参拝やおみくじ、手水など日本の文化を体験して楽しんでいる様子が多く見受けられ、外国人観光客の日本文化の関心と鎌倉の人気の高さを再認識することができました。

4班:
 私たちのグループでは外国人をターゲットとして鶴岡八幡宮と銭洗弁財天に行って調査をしました。調査の結果、鎌倉を代表とする神社であることや実際にお金を洗うことで「お金が増えて戻ってくる」と言われている体験型のスポットであることから、外国人観光客が多く見られ、外国人にとっても魅力を感じるのではないかと思いました。

 この観光地がターゲット層に人気である理由はなにか? どのような方法で魅力を伝えているのか? など、実際に現地へ足を運び自分自身の目で確かめることで、より詳細でリアルな視点から考察を深めることができました。

 

 2日目のカップヌードルミュージアムでは、展示から安藤百福の生涯やインスタントラーメンの歴史を学びました。また、マイカップヌードルファクトリーでカップヌードル作成体験をするとともに、量産化や保存、輸送のためのアイデアが詰まった生産ラインを見学しました。これらの活動を通して食文化への理解を深め、ベンチャーマインドやクリエイティブシンキングのヒントを得ることができました。